ジェル製品等の持続冷感性試験(一般財団法人ボーケン品質評価機構との共同開発試験)
(一財)ボーケン品質評価機構との技術業務提携の取り組みの一つとして、新規試験方法の共同開発を行っております。その第二弾として、「ジェル製品等の持続冷感性試験」を開発いたしました。
(背景)
年々夏の暑い日が増えており、今年も7月に入り猛暑日が連続しています。熱中症による救急搬送数も増加傾向にあり、その対策が急がれています。近年、熱中症対策のアイテムとして様々な冷感商品が出ていますが、それらの冷感効果の「持続性に対する評価」を望む声が多く寄せられていました。そこで、「ジェル等を使用した製品の持続冷感性」について、一般財団法人ボーケン品質評価機構と共同開発に取り組み、この度試験方法を確立いたしました。
(試験方法)
体温(36℃)を想定した熱板に試料を接触させ、試料表面の温度変化(最大30分)を計測していきます。
*測定環境:20℃65%RH
(試験結果)
・「温度変化データ」
・「34℃に至るまでの時間(分)」 (⇒ この時間が長いほど、冷感が持続する)
※本試験結果は、所定条件での測定値の結果であり、必ずしも持続時間を保証するものではありません。使用条件や個人によって効果が異なります。
(その他)
本試験以外に、人体やサーマルマネキンを使った評価、様々な機器を組み合わせた評価もご用意いたしております。